風エラお題。七夕に、娘ちゃんと。 ◆ もうひとつ書いてはどうですか、とエランに言われて書いてみたものは。 『エラン達のことを覚えていられますように』 ──これは、見せられねぇなあ。 帽子の下で苦笑しながら、その赤い短冊を手の中でくしゃりと丸めた。 ☀️小説 2026/07/07(Tue)
6/24、Waveboxお返事です。非常に長いです。 続きを読む こんにちは、冬鵺です。文庫サイズの方がお好みだったこと、聞けて安心いたしました。 熱量の伝わってくる感想をありがとうございます。初めての小説同人誌となれて嬉しいです。創作やそれらへの感想など、全体的に熱意と思いが伝わればどんなものでも美しく、素晴らしいものだと思っています。こんなにも大作の感想をありがとうございます。しっかりお返事したく思い、自作片手に綴ります。ちゃんと文庫版を手にして。 1:体温の習作 初めて手探りで書いたものなので、エランの「人生の踏み出し方に迷う」感じが重なっていた気がします。触れるものひとつひとつ、丁寧に拾い上げて「これは何だろうか」と見つめてゆくエランの姿勢、それを見守る風来坊の姿勢は初めから決まっていたのかもしれません。 2:感情の記録を もし風来坊ひとりの写真であったなら、娘ちゃんの写真のように、時々眺めては色々思い出したり、どうしているか考えるよすがにしていたと思います。見つめるものではあるけれど、エラン本人が自分の写真を見る考えはなさそうだと思っています。 3:珍助の夏休み自由研究 CBGオールキャラ、書くのも大好きです。恋愛報告や湯けむり記録はご購入くださった本にも入っています!(朗報!)珍助にとっても、振り返ってみれば良い思い出になるだろう夏休みなのだろうなと。 3+:あまい恋ひとつ 読み返すと濃厚な恋の話でした。エランの妙な行動力、やはり恋や性のエネルギー爆発ででたらめているのでしょうか。エランがこれだけ考えていることも、多分風来坊からすると「愛してるぜ」の一言をぽんと返されそうで、でもそれは軽いものでは決してなくて、やっぱり濃密な愛なのだろうなと。 4:眠らない夜のこと エラン本人に可愛い気がないので、風来坊から言われても「……?」だったでしょうね。人生1年生のエランを可愛く思っていたらいつの間にか愛情に変わったのかな、とも思います。 5:灯火を抱く お互いに不器用なところを早い段階で分かり合っているところも、密かなラブラブポイントでしたね。二人とも真っ直ぐに愛するだろうな、と分かるお話なのかもしれません。 6:機械のなかの心臓 お互いに、経験がないところに踏み込もうと息が震えるような緊張を覚えているお話ですね。微かな反応をお互いに感じて、覚えて、忘れないでいる、小さいけれど大切な触れ合い。 7:はじめての味 エランは最初に何か口にするのを風来坊と共に行なうことを選び、風来坊は最初にエランへアップルジュースを選ぶ、という意味でも甘酸っぱかったですね。ストローでないと零してしまうと、風来坊は危惧したようです。 7.5:ダメ。ゼッタイ。 改めて開いて「何なんだよ」と僕も笑ってしまいました。 8:夜を越えられたなら 何か大きな障害があっても、この二人は諦めないだろうな、という信頼があります。「シリウスの心臓」を聴くと更に苦しい。自分で書いたのに。 9:星になれなかった人/記憶の残響 フォロワーさんが話していたものをヒントに書かせていただいたので、自分では絶対に書かない陵辱ものになっています。今後陵辱は書きません……!!(ただし、100お題にこれの続きはあります)絶対のifとして読んでください……。 10:星の花に手を伸べて あそこから入れる保険です。風来坊はエランのことを覚えていたいのに確かな愛情だけ抱き締めてまた歴史を繰り返しているのかもしれません。エランはどうなのでしょうね。もしかしたらなにか思い出すかもしれません。これから。『夢十夜』の第一夜、大好きです。 11:波の往復書簡 未だに、これを超えるものを書けているか……? と思うくらい、お気に入りの作品です。使っている便箋や封筒など考え出すと、また愛おしさが募って……。 12:食卓の灯り 少しずつ、エランから風来坊にも何かお返ししているのだろうな、と改めて読み返しました。一冊目は全体的に書き方が濃厚です。 13:間奏『無音圏』 快楽に溺れるのは明らかにエランですからね……! 5時間、あの様子だったのでしょうか。(多分そう) 14:口付けのアラカルト 口付けを学べば次第に濃厚になりますので……フフ……。【慈愛】の人気が高くて嬉しいです。 15:雨中の舞踊 よく分からないのに、「今、ここで生きている」「嬉しくてたまらなくなる」という感覚。エランがそれを、雨の中に見い出せたらしあわせ反対論者でなくなるときが来るのだろうなとも考えています。 16:training mode : play 娘ちゃんと風来坊、すぐに仲良しになりますよね。エランはまだ一般的な人間としての自信がない状態なので、緩衝材として風来坊が良い仕事を毎回してくれています。エランも娘ちゃんも少しずつ親子として仲良くなっていけばいいなあと。 18.5:夜は家族のもの 映画版のお知らせ、更に賑やかになりそうですよね。本当に「今日の鞭」は何なんですか??? 19:棘と花 こういう、実は……となる話を書くのも好きです。エラン視点だと風来坊は不気味だったでしょうね。 そして文庫版、何故かこの話の後に███がありますが、気にしないでください……。 20:火花 「夜は女」のインパクトが絶大で何もかも吹き飛びました。どう頑張ってもこの二人、喧嘩になりません。パパ呼びがまさか次の話にも影響するとは。 21:名を変えて、愛を呼ぶ Q.いや結局きみグズグズトロトロにされるんでしょ? A.はい。それはもう、めちゃくちゃに。 30分後、1時間後、2時間後に通話を掛けてみると面白いことになります。 22:休憩しない宿泊者たち すごい書籍を購入されている……!! 面白そうなので読んでみることにします。カラフルなモーテルと岡本太郎の相性が良いですね(誤解を招く表現)。 23:まさはるが見てる 藤井監督作品ファンならきっとガチャファイター廻もチェック済のはず! という信頼を元に書きました。サンプルの「まさはる」、何の説明にもなっていませんでしたね……。 24:言葉より近く、黎明に 不器用なりにお互いを包み込むような愛情、それもエラン側からもそうしようと書けたのが彼らの成長として表れてくれた感じがします。そのまま助け合って生きていく。 18:機構と融点 締めくくりとして、人間性を回復していった彼らの触れ合いにしました。これまでに二人で積み重ねた物事をひとつずつ持ち寄る、接触以上の行為があるはずだと思っています。 17:そして,未来は続く ずっと二人に近付いた話だったので、第三者視点を幾つも取り入れています。でたらめな二人、として人々の記憶にどこか残りつつ、彼らは今も生きている、と繋がるように。 あとがき:メンテナンスシーンはもう洋画のベッドシーンさながら、否それ以上にとんでもない場面だったと思います。風来坊の自己犠牲は設定でしかほぼ見えませんが(あと書籍)、いざというときにそうできてしまう機械の二人、一緒に生きて人間としてしあわせになって欲しいな、いやする、と常々考えます。 長すぎる怪文書で失礼します。 通販の方ですが、イベントがある都合で29日以降の発送となります。お待たせして申し訳ありません。もうしばらくお待ちくださいませ。 2026/06/25(Thu)